こんにちは!
名東区の進学塾アクセルの梶川です。
今回は中3数学「展開と因数分解」の勉強法について解説していきます。

\ 中学の勉強のポイントがわかる!/
中3数学の「展開と因数分解」は、ただ公式を覚えて計算するだけの単元ではありません。
この範囲では、単項式と多項式の乗法、多項式を単項式で割る除法、公式を用いた式の展開と因数分解、さらに文字式を使って数量関係を説明することまで、かなり幅広い内容が求められます。
そのため定期テストでも、単純な計算問題だけでは終わりません。
どの公式を使うかを判断する力、因数分解の型を見抜く力、計算を利用する力、記述で説明する力まで含めて総合的な計算力が問われやすい単元です。
しかも、この単元はこの先の平方根・二次方程式・高校入試につながる土台でもあります。
特に因数分解は、後で二次方程式を解くときにそのまま使います。
だからこそ「今回のテストだけ取れればいい」という覚え方では弱く、展開と因数分解が表裏一体であることを理解して勉強する必要があります。
今回は中3数学「展開と因数分解」で高得点を取るために、何をどう整理して勉強すればよいのかを定期テスト対策の視点でまとめます。
まず知っておきたいこと
この単元は、見た目以上に出題範囲が広いです。
定期テストでは、たとえば次のような内容が出ます。
- 単項式×多項式の計算
- 多項式÷単項式
- 基本の4つの公式を使う展開
- 4つの公式を活用する展開
- 共通因数でくくる因数分解
- 基本の公式を使う因数分解
- 基本の公式を活用する因数分解
- 式の値を工夫して求める問題
- 文字式を利用する問題
つまりこの単元で高得点を取るには、ただ「公式を覚えた」だけでは足りません。
必要なのは次の3本柱です。
| 高得点に必要な力 | 内容 |
|---|---|
| 基本の計算力 | 展開・因数分解・除法を正確に処理する力 |
| 公式を見分ける力 | どの型を使うべきか判断する力 |
| 応用に対応する力 | 利用問題や説明問題に対応する力 |
この3つがそろって初めて、定期テストで安定して高得点を狙えるようになります。
必ず覚えるべき4つの公式
この単元の中心になるのは、次の4つの公式です。
| 公式 | 内容 |
|---|---|
| ① | ((x+a)(x+b)= x2+(a+b)x+ab) |
| ② | ((a+b)2= a2+2ab+b2) |
| ③ | ((a-b)2= a2-2ab+b2) |
| ④ | ((a+b)(a-b)= a2-b2) |
定期テストでは、まずこの4公式をそのまま使う問題が出ます。
ただし、本当に差がつくのは、見た目が少し変わってもどの型か見抜けるかです。
たとえば、((2x+3)2) なら、(a=2x)、(b=3) と見なければなりません。
また(49x2+56x+16) のような式を見て、「これは ((7x+4)2) の形だ」と気づけるかで得点が変わります。
つまり式の形を見て、どの公式に当てはまるか判断できることが重要なのです。
つまずきやすいポイントは、難問ではなく基本ミス
この単元で多い失点は、難しい問題での失敗ではありません。
むしろ、基本の取りこぼしです。
代表的なのは次のようなミスです。
- ((a-b)2) を (a2-b2) としてしまう
- 因数分解で最初に共通因数をくくり忘れる
- ((x+a)(x+b)) 型で、「足して中項・かけて定数項」の確認をしない
- 途中式を省略して符号ミスをする
特に、
x2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)
型の因数分解は、生徒にとってかなり混同しやすいところです。
また因数分解で「どの公式か迷う」という生徒も多いです。
こうなってしまう原因は公式の暗記不足だけではありません。
式の形を観察する習慣が足りない場合もあります。
たとえば、
- (x2-9) → 「2乗の差」
- (x2+6x+9) → 「完全平方」
- (x2+5x+6) → 「和が5、積が6」
というように、最初に式を分類できれば、かなり解きやすくなります。
高得点を取る生徒は、計算を始める前に1〜2秒立ち止まって、
「これはどの公式か」を判断しています。
逆に、すぐに手を動かし始める生徒ほど、型を取り違えて失点しやすくなります。
因数分解
因数分解が苦手な生徒は多いですが、実際には解く順番を固定するだけでもかなり安定します。
おすすめは次の順番です。
因数分解の基本手順
- 共通因数でくくれるか確認する
- 公式が使えるか確認する
- 最後に複合型を考える
この順番を守らずにいきなり公式を探し始めると、共通因数を見落としてミスにつながります。
実際「因数分解が苦手」という生徒が必ずしも公式がわかっていないわけではありません。
この順番を身につけるだけで、点数はかなり変わります。
応用問題の対処法
定期テストで80点や90点の壁を超えられるかどうかは、利用問題で決まることが多いです。
こうした問題では、ただ計算できるだけでは足りません。
公式を使うとどう計算が楽になるのかを理解しているかが問われます。
たとえば、
- (292=(30-1)2)
- (672-332=(67+33)(67-33))
のように、展開や因数分解は計算を速く、簡単にする道具として使えます。
この感覚を持てると、この単元は単なる暗記単元ではなくなります。
公式がただの決まりではなく計算を整理するための便利な方法だとわかると、定着も一気によくなります。
記述問題
この単元では、記述問題が出ることもあります。
ここで大切なのは計算が合っていることだけではなく、なぜその式になるのか、なぜその方法で処理できるのかを言葉で説明できることです。
つまり文字式を「計算のための記号」としてしか見ていないと、記述問題には対応しづらくなります。
逆に式が数量や数量関係を表していると理解している生徒は、記述でも強くなります。
高得点を狙うなら、最後の仕上げとして
「どうしてその公式を使えるのか」
「なぜその式で表せるのか」
を短くでも説明する練習をしておくことが効果的です。
高得点を取るための勉強法
この単元を効率よく仕上げたいなら、勉強の順番が大切です。
おすすめは次の流れです。
学習のおすすめ順
① 分配法則で確実に展開できる
② 4つの公式を区別して使える
③ 因数分解は「共通因数でくくれるか→公式を使えるか→複合型」の順で解く
④ 利用問題で公式の意味を理解する
⑤ 最後に説明問題を練習する
いきなり応用問題を大量に解くよりも、この順番で積み上げた方が圧倒的に効率的です。
特に重要なのは、展開と因数分解を別々の単元として覚えないことです。
展開したものを戻すのが因数分解です。
この関係が見えてくると、両方の理解が深まります。
テスト前に確認したいポイント
最後に、定期テスト前に確認しておきたいポイントを整理しておきます。
| チェック項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| ① | 4つの公式を区別して使えるか |
| ② | 展開で途中式を省略せず、符号ミスを防げるか |
| ③ | 因数分解で最初に共通因数を確認しているか |
| ④ | 式を見て「何型か」を判断できるか |
| ⑤ | 利用問題・説明問題まで仕上がっているか |
この5点がそろえば、「展開と因数分解」はかなり安定して得点できる単元になります。
まとめ|「展開と因数分解」は中3数学全体の土台
中3の「展開と因数分解」は、単に公式を覚えて終わる単元ではありません。
単項式と多項式の計算、公式の使い分け、因数分解の型の見抜き、計算の利用、説明問題まで、幅広い力が求められます。
だからこそ、高得点を取るためには、
- 4つの公式を確実に覚える
- 式の形を観察して型を判断する
- 因数分解は順番を決めて解く
- 利用問題で公式の意味を理解する
- 最後に説明問題で仕上げる
という流れで学ぶことが大切です。
この単元は、この先の平方根・二次方程式・高校入試へとそのままつながっていきます。
つまり、「今だけのテスト範囲」ではなく、中3数学全体の土台です。
公式を丸暗記するだけでは伸びません。
どの公式を使うべきかを見抜き、丁寧に処理し、使いこなせる状態にすること。
それが、「展開と因数分解」で高得点を取るための最短ルートです。

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