
名古屋市内の代表的な公立高校の合格内申の目安を紹介します。
こんにちは!
愛知の塾講師、梶川です!
今回の記事では名古屋市内公立高校の内申ボーダーラインについて解説していきます。
愛知県の公立高校受験では、内申点がどの高校を受験するかを決める重要な指標になります。
入試で一番合否に響くのは当日点であることが多いですが、内申点も軽く見ることはできません。
愛知県の公立入試では、どんな進学校でも合否の約3割が内申点の影響を受けます。
今回は名古屋市内の公立高校を受けるにあたって、どの高校でどの程度の内申点が必要になるのかを整理してお伝えします。
この記事では、
- 内申43〜45:最難関校(旭丘・明和・向陽)
- 内申40〜42:難関校(菊里・瑞陵・千種・桜台)
- 内申36〜39:上位校(名東・昭和・松蔭・名古屋南)
- 内申33〜35:中堅校(天白・名古屋西・熱田)
- 内申29〜32:標準校(中村・緑・市立北)
を順番に見ていきます。
内申点は「合格を保証する数字」ではない
本題に入る前に、一つだけ大切な注意点があります。
合否は内申点+当日点の総合評価で決まります。
そのためこの記事で扱う内申点の目安は、合格を保証する数字ではありません。
- 目安を少し下回っていても、当日点次第で合格できる場合があります
- 目安を満たしていても、当日点が取れなければ不合格の可能性があります
あくまでも「ここまで取れていれば安心度が高い」という目安としてご覧ください。



内申は目安であり合格を保証する数字ではありません。
内申別ボーダーラインの一覧
まずは名古屋市内の主要な公立高校を、内申別にまとめた一覧表をご覧ください。
| ランク | 内申目安 | 該当する高校 |
|---|---|---|
| 最難関校 | 43〜45 | 旭丘・明和・向陽 |
| 難関校 | 40〜42 | 菊里・瑞陵・千種・桜台 |
| 上位校 | 36〜39 | 名東・昭和・松蔭・名古屋南 |
| 中堅校 | 33〜35 | 天白・名古屋西・熱田 |
| 標準校 | 29〜32 | 中村・緑・市立北 |
ここから、それぞれのグループを具体的に見ていきます。
内申43〜45:最難関校(旭丘・明和・向陽)
旭丘・明和・向陽は、愛知県でも最難関の公立高校です。
内申45でも不合格の生徒が出るほど競争が激しいため、気を抜けない学校といえます。
| 高校 | 内申目安 |
|---|---|
| 旭丘 | 43〜45(内申45が当たり前という認識が必要) |
| 明和 | 42〜45 |
| 向陽 | 42〜45 |
これらの学校を志望する場合は、ギリギリを狙うのではなくオール5に近い内申を確保しておくことが安心につながります。



最難関校は内申45でも油断できません。
内申40〜42:難関校(菊里・瑞陵・千種・桜台)
菊里・瑞陵・千種・桜台は、オール5にわずかに届かなかった優秀層が集中して受ける高校群です。
トップ3校の次に位置する進学校として、競争が激しくなりやすいのが特徴です。
| 高校 | 内申目安 |
|---|---|
| 瑞陵 | 42 |
| 菊里 | 42 |
| 千種 | 42 |
| 桜台 | 40 |
特に桜台は名前だけで見るとトップ6校から外れるため甘く見られがちですが、地域の優秀層が集中して受験するので油断できません。
内申36〜39:上位校(名東・昭和・松蔭・名古屋南)
名東・昭和・松蔭・名古屋南は、近隣地域の優秀層の受け皿になりやすく競争が激しい高校群です。
| 高校 | 内申目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 名東 | 38 | 菊里と掛け合わせる受験生も多く、安定合格には38程度が欲しい |
| 昭和 | 36 | 名東同様、菊里と併願する生徒が一定数いる |
| 松蔭 | 36〜37 | 名古屋駅西側のハイレベル層が集まりやすい |
| 名古屋南 | 36〜37 | 緑区南部・大府・東浦方面からのライバルが多い |



上位校は菊里からの流れてくる受験生も多く激戦です。
内申33〜35:中堅校(天白・名古屋西・熱田)
天白・名古屋西・熱田は大学進学への対応力や立地などで人気が出やすく、倍率が上がりやすい高校群です。
| 高校 | 内申目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 天白 | 33〜35 | 近隣に上位校が多く、数年前まで定員400名と多かった背景がある |
| 名古屋西 | 35前後 | 受けやすい学力帯で人気が出やすく倍率が上がりやすい |
| 熱田 | 32〜33 | オール4に3が少し混じる程度が安心ライン |
内申29〜32:標準校(中村・緑・市立北)
中村・緑・市立北は、内申を30台に乗せることで合格可能性を大きく上げられる高校群です。
| 高校 | 内申目安 |
|---|---|
| 中村 | 32 |
| 緑 | 30以上 |
| 市立北 | 30以上 |
中村はこのグループでは頭ひとつ抜けており、やや高めの内申が必要です。



標準校は内申30台に乗せるのが合格の鍵です。
まとめ:内申は志望校選びの起点
名古屋市内公立高校の内申ボーダーラインを振り返ります。
- 最難関校(43〜45):旭丘・明和・向陽
- 難関校(40〜42):菊里・瑞陵・千種・桜台
- 上位校(36〜39):名東・昭和・松蔭・名古屋南
- 中堅校(33〜35):天白・名古屋西・熱田
- 標準校(29〜32):中村・緑・市立北
繰り返しになりますが、合否は内申点+当日点の総合評価で決まります。
目安に届かない場合でも諦める必要はなく、届いていても油断してはいけません。
内申はあくまでも志望校選びの起点として活用し、当日点を最大化する勉強に力を入れていきましょう。

