こんにちは!
愛知の塾講師、梶川です!
今回の記事では、2026年度入試において愛知県私立高校入試で合格ボーダーが動きやすい高校について解説していきます。
先に結論:合格ライン変動は3パターン(短期×短期×長期)
- 東海高校:試験日が「2日目」になり、上位層の併願が成立
→ 短期的に上がりやすい(受験者の質がより上がりやすい) - 名城大学附属高校:学科再編・特進クラス廃止の初年度で「様子見」
→ 短期的に下がりやすい(数年で戻る可能性) - 東邦高校:近年の人気・学力上昇に伴い倍率が上昇(例:普通科6.2倍)
→ 中長期で上がりやすい
1) 東海高校:日程変更が最上位校の併願を生む環境に
ポイントは「倍率」よりも「試験日が2日目になった」こと
東海の高校入試(編入)は、募集が普通科 男子40名ととても少ないです。
この規模の学校では、受験者数が少し増える以上に、上位層が流れ込むかどうかでボーダーが動きます。
東海高校の試験日は2026年1月22日(木)、入試日程の2日目となりました。
なぜ上位層が流れ込みやすいのか
愛知県の私立高校入試は3日間にかけて行われるため、
日程が被らなければ「同じレベル帯の学校を両方受けられる」状態が起こります。
今年の東海はこの条件に当たり、
結果として「東海が私立の第一志望だけど、別の最難関、難関校(滝や名古屋など)も受ける」上位層が
増える構図が生まれます。
2) 名城大学附属高校:学科再編初年度の「様子見」が出やすい年
名城大附の変動は、外的要因よりも学校内部の大きな制度変更が理由として語られます。
- 総合学科を廃止し普通科に統合
- 特進・スーパーサイエンス・進学・国際などのクラス区分を廃止(少なくとも「特進」というわかりやすい看板が消える)
保護者が知っておくべき「初年度あるある」
制度が変わった初年度は、受験生側にこうした心理が働きます。
- 「新カリキュラムの実績がまだ見えない」
- 「合格ラインが読みづらい」
- 「よく分からないなら、例年通りの学校へ」
その結果、ボーダー付近の受験生が他校へ流れ、短期的に狙いやすく見える年が発生することがあります。
ただしこれは定着とは限らず、数年で評価が固まり受験者が戻る可能性がある点が重要です。

3) 東邦高校:倍率上昇が示す「トレンド難化」(来年以降も要注意)
東邦は「今年だけ特殊」というより、上昇トレンドの途中として見ておくのが安全です。
たとえば2026年度の志願状況の速報として、普通科の志願者数と倍率が整理されており、東邦(普通)6.2倍が確認できます。
保護者の判断ポイント
東邦のように倍率が高止まり・上昇傾向の学校は、前年の感覚で受けると、
- 「思ったより点が要る」
- 「安全圏のつもりがボーダーだった」
が起きやすくなります。併願校としても本命校としても、早めに対策強度を上げるのが無難です。
関連校の見方(滝・名古屋・中京大中京)
名古屋高校:学校サイトで入試情報が確認できる
名古屋高校は学校公式ページで2026年度の入試情報を公開しています(出願期間や試験日の記載あり)。
中京大学附属中京高校:名城の相手となりやすいが、影響は小さい
中京大中京は、名城とライバルとしてみられやすく「名城の倍率が下がると中京に流れる?」と思われる方もいるかもしれませんが今回そのような傾向は出ていません。
これは名城の最寄駅が東枇杷島駅と主に名鉄沿線の生徒からの志願が多いのに対して、中京は地下鉄鶴舞線のいりなか駅が最寄り、地下鉄沿線の志願者が多いという棲み分けができていることが大きいでしょう。
名城の制度変更があっても、中京大中京が「そのまま受け皿になる」とは限らないという見方につながります。
今回のまとめ
- 東海高校:入試日程の変動により東海は滝、名古屋と日程がズレたため志願者が急増しています。
- 名城大附属高校:学科再編・特進クラス廃止など「初年度は読みづらい」=今年度が様子見が起きやすかったがいずれ戻ってくると思われます。
- 東邦高校:人気上昇に伴い学力が上がってきており、このトレンドは続くと考えられます。

