塾、何月に選んでいますか?
塾探しというと、多くのご家庭は「新学年が始まる前」の3月に動きます。
また4月5月あたりから塾を探そうと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、今回お伝えしたいベストな入塾時期は真逆です。
最も戦略的で“お得”なのは1月入塾。
ポイントは
①受験生が勉強し始める前に対策を始められる
②勉強のスタイルを合わせるための助走期間が取れる
③受験生の熱量による動機付けができる
という3つです。
1) 利点①:受験生が勉強し始める前に対策を始められる
1月入塾の最大の価値は、周りが本格始動する前に、学習を先に動かせることです。
受験勉強にフライングはありませんので、基本的に早く始めた人が有利です。
特に重要なのは、「差がつきにくい時期」を避けられることです。
中3の4月のように全員が頑張る時期に始めても、差がつきにくいです。
「こんなに頑張っているのに!」と言っても、
周りも同じくらい頑張るようになりますから💦
だからこそ、周囲の動きが鈍い1月が差をつけやすいです。
2) 利点②:4月までに塾に慣れる=助走3ヶ月が確保できる
塾は「集団」「個別」といった形態が同じでも、カリキュラム、指導方針、塾長・校舎のカラーが微妙に違います。
そのため、新しい環境で成果を出すには約3ヶ月の助走期間が必要です。
1月に入れば、
- 4月(新学年)までに塾のやり方に慣れる
- 新学年を塾に慣れた最適な状態でスタートできる
という流れが作れます。
さらにここが重要で、これは生徒側だけでなく講師側にもメリットがあります。
生徒が慣れていると、講師は
- 先取り学習
- 個別の弱点補強
- より高度な課題設定
を組みやすくなり、生徒と講師でWin-Winが作れます。
また3月などの繁忙期入塾に比べ1月入塾の生徒は、
入塾後しばらくすると
講師側の余裕が出やすい時期に当たることができます。。
確かに受験期は忙しいそうに動いている塾講師ですが、
その前後にエアポケットのようにほんのわずかですが
時間が空く時期があるんですね。
このタイミングを逃さないで指導を受けられると
結果として計画の質が上がり、
その恩恵を受けられます。
これは1月~2月前半に入塾した生徒の特権です。
3) 利点③:受験生(中3)の熱量を浴びて、下級生が伸びる
1月は、中3が入試直前で「1点でも合格ラインを超えるため」に勉強している時期で、
学習意欲(熱量)がピークに達します。
この真剣な雰囲気を間近で体感することは
下級生にとって強い動機付けになり、
「自分も受験生になったらこうなる」
「今のうちに始めておこう」
という意識が自然に生まれやすいです。
そしてこの効果は期間限定です。
2月末以降、中3が受験を終えると塾の空気は変わります。
どんなにピリッとした空気の塾でも、
少なくとも受験のピークのような空気ではなくなります。
つまり多くの家庭が塾を探し始める2〜3月には、
この熱量の相乗効果を得られるチャンスがすでに減っている、
もったいない時期になってしまう可能性があります。
1月入塾生の成績を伸ばすための考え方
例1:1月〜3月は「助走3ヶ月」と割り切って勝つ
- 1月:塾の勉強の型(宿題の出し方・復習方法・質問の仕方)に慣れる
- 2月:苦手の洗い出し+やり直しの習慣化
- 3月:次学年の先取りに着手して4月を迎える
この流れを作ると、4月のスタートが「初日から本番モード」になりやすいです。
例2:下級生は「受験生の熱量」を学習習慣に変換する
- 受験生の勉強量・緊張感を見て、自分の勉強の目標を決める
- 「1日30分でも必ず机に向かう」など、継続する習慣を作る
熱量は一時的でも、習慣は残ります。
今やっておきたいこと
「塾に行くかどうか」よりも、まずは次の3つだけ決めてください。
- 1月中~2月前半に体験・面談を入れて、4月までの助走3ヶ月を確保する
- 新学年に向けて「何を先取りするか」「何の苦手を潰すか」を塾と一緒に決める
- 受験生の熱量があるうちに、学習習慣(毎日机に向かう)をつけていく
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