はじめに:高校選びであとから効いてくる指標は「現役大学進学率」
この記事の情報は令和5年度入試の進学実績をもとに書かれた記事です。
高校選びというと「偏差値」や「校風」が先に話題になりますが、
大学受験まで見据えるならもう一段深い指標が必要です。
今回の記事では、同程度の学力(偏差値)帯でも、
大学の現役合格率や進学先の傾向がかなり違います。
(=学校の教育方針・校風・進路指導の重点が違う)。
結論から言うと、
「現役で進学したいのか」
「あえて浪人も戦略に入れるのか」
「自由な校風で自己管理できるか」で、
おすすめの高校が変わってきます。
この記事の結論
- 現役志向の二強は向陽・瑞陵:
国公立/私立とも現役合格率が85%超。
特に最難関大の現役合格を狙うなら、名大現役64名の向陽が有力。
- 明和は戦略的浪人文化がある:
現役率は国公立約70%・私立約63%とトップ校の中では高く見えないが、
東大・京大・名大など最難関に向けて浪人を選ぶ層が一定数。
- 菊里・千種は自由×自己管理型:
現役率は向陽・瑞陵よりやや低い傾向。
自由さを活かして勝つには自己管理力が必須。
特に千種は自由度が高い。
- 桜台・名東。昭和など上位校が現役合格に強い:
私立は9割超。
昭和は国公立92.4%・私立95.4%と突出。
桜台も高水準かつ名大14名が全員現役(2024年度入試)。
1. なぜ現役合格率で高校を見るのか?
理由はシンプルで現役合格率は学校の進路指導の姿勢や生徒の学習文化が数字として表れやすいからです。
さらに重要なのが、偏差値が近い学校でも現役進学率が大きく違うことがある点。
つまり「偏差値が同じ=大学進学の強さも同じ」ではないということです。
2. 現役志向の二強:向陽高校と瑞陵高校
向陽と瑞陵は「国公立・私立ともに85%超」という
高い現役合格率をもつ2校として特徴的です。
向陽高校:最難関大を現役で狙うのに強い
- 国公立 現役合格率:88.7%(令和5年度)
- 私立 現役合格率:89.4%(令和5年度)
- 名古屋大学:現役64名(国際科学科含む)で、瑞陵(31名)を倍以上引き離す
- 市立大(32名)、名工大(15名)など上位大学で瑞陵を上回る傾向
「名古屋市内で最難関大への現役合格を目指のに最良の選択肢」という位置づけの高校です。
瑞陵高校:安定して国公立を狙う堅実な進学校
- 国公立 現役合格率:85.2%(令和6年度)
- 私立 現役合格率:90.5%(令和6年度)
- 岐阜大(12名)、三重大(14名)など中堅国公立で向陽を上回る例がある
向陽が「最難関現役」なら、瑞陵は「現役国公立合格で安定感」という
特徴の棲み分けが見えてきます。
3. 明和高校:現役率の低さは気になりますが…
明和高校はトップ校にもかかわらず、現役合格率が相対的に低めに出ています。
- 国公立 現役合格率:70.8%
- 私立 現役合格率:62.6%
ただし明和高校は比較的浪人に寛容な校風の高校です。
東大・京大・名大など最難関へ進むために「浪人を選択する生徒が一定数いる」文化の反映だと考えられます。
浪人合格の内訳例
- 名古屋大学:47人中13人が浪人
- 京都大学:17人中7人が浪人
- 名古屋工業大学:22人中7人が浪人
- 令和4年度 東大合格:12人中9人が浪人
つまり明和は「現役率だけ」で評価しにくいタイプの学校ということになります。
4. 自由な校風の高校:菊里高校・千種高校は自己管理できるかがポイント
菊里・千種、特に千種高校は自由な校風で自主性を尊重する一方、
向陽・瑞陵ほど現役率が伸び切らない傾向が見られます。
- 菊里高校 国公立 現役合格率:76.9%
- 菊里高校 私立 現役合格率:83.7%
ここから読み取れるのは、菊里の進路は学校側が管理して引っ張るというより
本人の計画力・習慣化(=自己管理)の影響が一定数出てくるということです。
学校の進度も他の進学校に比べて若干遅れがちという話も聞くことがありますので
ある程度自主的な勉強が必要になります。
また大まかな傾向としては千種も同じです。
5. 上位校の現役合格が強い:桜台高校・名東高校・昭和高校
名古屋市内の公立高校ではいわゆる上位校とされる高校群が、
現役合格率で非常に高い数字を出しています。
桜台高校:高い現役合格率+クリアなデータ公開
- 国公立:87.2%
- 私立:88.5%
- 2024年度入試:名大14名が全員現役で合格
また桜台は進学実績に現役・浪人別、大学名まで詳細に明記しています。
この点は進学実績に対する自信の表れが見えて好印象です。
名東高校:5年分の現役・浪人を詳細に記録(大学別の詳細はなし)
名東は大学別の詳細はないものの過去5年間の現役・浪人別人数を詳細に公開しています。
データに基づく進路指導の姿勢がうかがえる高校です。
昭和高校:国公立92.4%・私立95.4%
- 国公立 現役合格率:92.4%
- 私立 現役合格率:95.4%
「手厚い進路サポート体制がうかがえる」というのがブリーフィングの見立てです。
名東区の定期テスト・高校受験対策は進学塾アクセルへ
進学塾アクセルは名古屋市名東区で運営している中学生に特化した自立学習型の進学塾です。中学生の定期テストや高校受験に特化した学習管理型の塾としては名東区で唯一です。
近隣には神丘中学校、猪高中学校、東星中学校、高針台中学校などがあり定期テスト対策や内申対策を行なっています。
また上記に載っていない遠方の中学校の場合も対応可能です。
高校入試では愛知県の公立高校入試はもちろん、私立高校入試も対応しています。
公立高校では、主に旭丘高校、明和高校、向陽高校、菊里高校、瑞陵高校、千種高校、桜台高校、名東高校、松蔭高校、名古屋南高校、昭和高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、中村高校、緑高校、北高校など、愛知県立の高校や名古屋市立の高校を中心に対応しています。さらに国立豊田高専も入試対策が可能です。
私立高校では東海高校、滝高校、名古屋高校、中京高校(中京大中京)、名城高校(名城大附属)、名電高校(愛工大名電)、愛知高校、東邦高校、椙山女学園高校、中部大学春日丘高校、名経大高蔵高校、東海学園高校、至学館高校、桜花学園高校などの高校入試に強いです。


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