こんにちは!
愛知の塾講師、梶川です!
今回の記事では成績が伸びる生徒がこっそりやっている秘密の勉強法について書いていきます。
定期テストで点が伸びる子、入試で成果を出せる子には共通点があります。
それは、知識の固め方が 「わかる → 解ける → 説明できる」 の順で、最後までやり切れていることです。
高得点を取れる生徒ほど、「わかる」の段階で勉強を終えません。「解ける」「説明できる」まで進めて初めて、得点力が安定していきます。
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まず結論:伸びる子はこの順番を崩さない
勉強の完成度は、次の3段階で上がっていきます。
| ステップ | できている状態 | 落とし穴 |
|---|---|---|
| ① わかる | 内容がなんとなく理解できている | 受け身で終わりやすい |
| ② 解ける | 何も見ずに解いて、得点できる | 解説を横に置く/手を動かさない |
| ③ 説明できる | 初見の人にも原理から説明できる | 暗記に逃げると伸びにくい |
ステップ①:「わかる」
「わかる」とは、単元の内容がなんとなく理解できている段階です。
学校や塾の授業を受けると、多くの生徒はここまでは到達できます。
ただしこの段階はどうしても、受け身(受動的)な勉強になりがちです。
「解答を書く」という能動的な作業につなげるには、「わかる」だけでは足りません。
よくあるもったいない例
たとえば数学で、解けなかった問題に出会ったときに
解説を読み込んで「わかった!これでもう解ける」と満足してしまう。
ところが翌日のテストで似た問題が出たのに、手も足も出なかった…。
これはまさに 「わかる」までしか完成していない状態です。
授業を受けっぱなしで、「本当に正解できるか分からない」まま進んでしまっています。
ステップ②「解ける」
「解ける」とは、実際に何も見ずに問題を解いてみて、得点できることを確認している状態です。
ここでのポイントは2つだけです。
ポイント1:参考書・ノート・教科書は「見ない」
横に解説を置いて解いても意味がありません。
テスト本番では、横に何も置けないからです。
ポイント2:「手を動かして」丸が付くまでやる
手を動かしていない勉強も効果が薄れます。
試験本番で本当に解けるか分からないからです。
何も見ずに解く → 答え合わせ → 丸が付くことを確認する
ここまでやり込んで初めて「解ける」です。
間違えた問題・怪しい問題を、どれだけ潰せていますか?
解くと、どうしても
- 間違えた問題
- 正解は出せたけど怪しい問題
が出てきます。
ここを放置するせいで、本番で得点を逃してしまう生徒は少なくありません。
間違えた問題・怪しかった問題が「自信を持って即答で正解できる」状態になるまで持っていけて、初めて「解ける」です。
勉強は常にシンプル。
「昨日まで解けなかった問題を解けるようにする」
「昨日×だった問題を1問でも○にする」
これを続けた生徒から、成績が伸びていきます。
最初は手応えがなくても大丈夫です。
1問1問に真剣に向き合っていくうちに、いつか花開くときが来ます。
ステップ③「説明できる」
最後は「説明できる」。
「説明できる」とは習った内容を、まだ授業を受けたことのない人にも説明できる状態のことです。
ここは、すべての問題で重箱の隅を突くようにやる必要はありません。
ただし、勉強の勘所(重要ポイント)は、高得点を狙う生徒ほど確実に「説明できる」まで仕上げてほしいところです。
定期テストだけなら「説明できる」まで不要な場合もあります。
しかし模試や入試ではそうはいきません。近年は公立入試でも思考力を問う問題が増えています。
暗記ではなく「頭の使い方」を問われる場面
たとえば社会の問題では、資料の情報を組み合わせれば知識がなくても正解できることがあります。
でも「説明できる」練習が足りないと、資料のヒントを見逃してしまい、覚えにくい細かな暗記に走ってしまいます。
大切なのは、
問題が本当に試したいこと(原理・本質)をつかみ、必要な推測ができることです。
社会に限りません。
- なぜこの数学の問題でこの公式を使ったのか?
- なぜこの英文は過去形ではなく現在完了形なのか?
こうした「基礎の理由」を説明できる頭を作るほど、応用問題で得点しやすくなります。
応用問題は基礎の組み合わせ。
土台はあくまで基礎。
基礎という“食材”をどう調理するかが応用力=「説明できる」力。
今日からの実践:この順番で、1冊をボロボロにする
まとめです。
- 「わかる」ができたら「解ける」へ
- もっと極めたい子は「説明できる」まで
- 特に大事なのは 「解ける」までは極め切ること
- 「わかる」で止まるのは、あまりにももったいない
そして、勉強法を実行するうえで大切な姿勢はこれです。
「解ける」「説明できる」まで仕上げる勉強を、問題集1冊でもいいので、ボロボロになるまでやり切る。」
それができたとき、学力は驚くほど伸びていきます。

