はじめに
閑静な住宅街の中に佇む天白区の進学校、天白高校。
自由放任というより学業重視の真面目な校風と、手厚い学習サポートが特徴の高校です。
特に生徒の目標(国公立/私立)や習熟度に合わせて授業を最適化する仕組みが特徴的となっています。
この記事では保護者・生徒・塾講師の目線で「天白高校の強み」「合格目安」「併願の組み方」「進学実績の読み方」を、入試と高校生活の両面から解説します。
1) 天白高校の最大の価値は「目標別に授業が最適化される」こと
天白高校の学習支援は一律に同じ授業をするのではなく、生徒の進路目標と習熟度に応じて教育内容を細分化するカリキュラムが組まれています。
1. 天白高校のカリキュラムの特徴
天白高校は2年次に文型・理型に分かれる点は他の高校と同じですが、特徴的なのは3年生。
3年次に文型がさらに細分化されます。
*天白高校は文理を「文型」「理型」と表記しているため、天白高校の表記はそちらに準じます。
- 文Ⅰ型:私立大学文系・短大文系を目指す
- 文Ⅱ型:国公立大学文系を目指す
- 理型:3年次での追加の分割はなし
この制度の強みは志望校が私立と国公立で異なる生徒が、
それぞれの進路に向けて必要な授業を受けられることです。
それぞれの進路に最適化されたカリキュラムが組めるため、
結果として学習効率の向上が期待できます。
2. 習熟度別授業
理解度に応じたクラス編成で授業を行う科目があります。
下の授業が対象となっています。
- 2年次・理型:古典、理科
- 3年次:数学(理型および文Ⅱ型が対象。文Ⅰ型は対象外)
ポイントは天白高校が制度として生徒ごとに細かくカリキュラムを組み分けていることです。
3. 少人数講座
1・2年次の「論理表現」で少人数制が採用され、論理的思考力と表現力の育成を狙います。
全教科の基礎となるアウトプット力を授業の仕組みとして鍛える点は、受験だけでなく学習全体の土台になります。
合格の目安
天白高校の入試難易度の目安として、一般的には下記のように言われています。
- 偏差値:62前後
- 内申点:34~35(オール4程度が理想)
また内申点が基準に満たなくても、当日の学力検査で高得点を取って合格する事例もあります。
一方で内申が30台前半〜20台後半の場合、合格には当日高得点が求められます。
ここでの受験に向けて考えるポイントは、次の2つです。
- 内申が34〜35に届くなら、当日点は安定して合格点をとるために確実に標準問題を取りに行く
- 内申が足りないなら、当日点は高得点を取りに行く
併願校はどう選ぶ?
併願パターンに傾向があります。
主な併願パターンの例は以下の通りです。
- 天白が第一志望:日進西高校、緑高校
- 天白が第二志望:名東高校、昭和高校
- 熱田高校との組み合わせ:居住地域により、天白が第一志望にも第二志望にもなり得る
*併願の組み合わせはご自身の状態によって変わってきます。
進学実績(2024年度)
天白高校は東海地区の国公立大学進学を目指す上でひとつの基準となる学力層の高校と分析されています。
特に近隣の地方国公立(静岡大・岐阜大など)にそれぞれ5名前後を輩出できるラインとされ、これらの大学への進学には天白高校の中で上位層に食い込む必要があります。
1. 国公立大学 合格実績(2024年度)
天白は地方国公立大学の合格に強い傾向があります。
- 愛知県立大11名
- 三重大9名
- 愛教大8名
- 岐阜大6名
- 静岡大6名
東海地区以外では以下のような例があります。
- 秋田大1名
- 埼玉大1名
- 富山大1名
- 信州大1名
- 福井大1名
- 滋賀大1名
- 広島大1名
2. 私立大学 合格実績(2024年度)
私立は地元の主要私大、主に主に南愛名中がボリュームゾーンで、南山・中京・名城の合格者数がそれぞれ3桁です。
そのほか愛工大、愛知淑徳などに多くの合格者が出ています。
関西・関東の実績としては、下記のようなものがあります。
立命館:81名
京都産業大:17名
同志社:14名
関西学院:14名
関西大:12名
また、MARCHや日東駒専の合格者も各大学一桁前後出ています。
早稲田や理科大の合格者も見られます。
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進学塾アクセルは名古屋市名東区で運営している中学生に特化した自立学習型の進学塾です。
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