こんにちは!
名東区の進学塾アクセルの梶川です!
今日は愛知県公立高校入試の倍率の変化について書いていきます。
先日、愛知県公立高校入試の最終倍率が発表されました。
昨年と比べて上がった高校、下がった高校、現状維持と判断できる高校という観点から話していくことで、より入試に対する理解が深まると思っています。
倍率を見る前に:最も重要な前提
まずいつもお伝えしていることですが、倍率はあくまで「どのくらいの人数の生徒が受けているか」という目安の数値でしかありません。
倍率が上がった = 合格ボーダーが上がる、ではありません。
逆も同じです。
今回の結果を見て、あまり心配したり、逆に楽観視したりしないようお願いします。
大前提としては当日まで全力を出し切ってください、ということです。
この点を忘れずに、以下の分析を参考にしていただければと思います。
現状維持の高校:2つのパターン
まずは現状維持の高校から見ていきましょう。現状維持の高校には大きく2つの傾向があります。
パターン1:例年そこまで高い倍率を記録せず、今年度も同じ傾向を見せた高校
このパターンに該当するのは、旭丘高校と向陽高校です。
旭丘、向陽に関しては、理由は比較的シンプルだと考えられます。
ほぼ第一志望の生徒しかいないことが大きいでしょう。
旭丘高校:第二志望がわずか2名
基本的に例年、特に旭丘を第二志望にする生徒は1桁に収まることが多いです。
2026年度入試も2名になっています。
だからこそ見かけの倍率は低めに出ます。
ただ実際の競争は非常に厳しいです。
向陽高校:上位で相手校がいない
向陽高校に関しても上位側で相手校(併願校)がいない状況です。
第二志望も24名と極端に少なくなっています。
この構造が旭丘同様、向陽の倍率を安定させています。
パターン2:例年高い倍率を維持しており、今年度も安定して高倍率を示している高校
名古屋市内は、こういった高校が比較的多いですね。
今年度ここに該当する高校は、菊里高校、千種高校、天白高校、熱田高校です。
複数の要素が絡み合う人気校
今回挙げた4校は、第一志望としても第二志望としても選ばれやすい高校です。
そのため倍率が安定している理由としては、複数の要素が絡み合うのが特徴です。
ただしこの4校の中でも菊里高校は比較的掛け合わせの学校が少ないので、そういう意味で他の高校より安定度が高いと考えられるでしょう。
天白高校と熱田高校:昨年度の大きな変動から穏やかに
天白高校と熱田高校に関しては、2025年度にかなり大きく倍率が動きました。
令和7年度に関しては、天白高校は定員減少、熱田高校は倍率のゆり戻しの影響が出た可能性が高いと見ています。
一方、昨年度大きく動いた分、今年度はちょっと倍率が穏やかになったと考えるのがいいかもしれません。
天白高校の分析
天白高校は、第一志望と第二志望の志願者のバランスも昨年度とほぼ一致しています。
現状考えられる情報から見ると、ボーダーはほぼ動かなさそうです。
定員減少の影響は昨年度で一度織り込まれており、今年度は安定した状況と言えるでしょう。
熱田高校の分析
熱田高校は50名近く第一志望が増えています。
第二志望より第一志望が増えているという意味では若干ボーダーが下がる可能性もありと見ることもできそうです。
ただしあくまでデータですので、油断はなさらないよう注意してください。
倍率が緩和された高校:チャンスの年か
次に、倍率が緩和された高校を見ていきます。
該当するのは、桜台高校、松蔭高校、名古屋南高校、昭和高校、名古屋西高校、中村高校、北高校の各校です。
全体的に上位校、中堅校の倍率が下がっていますね。
この辺りは私立高校の選択肢も幅広い学力帯ですので、そういった影響も一部ありそうです。
昭和高校:0.5ポイント強の大幅下落
特に昭和高校は0.5ポイント強と大幅にポイントを下げています。
同じグループ内にいる名東高校も、昨年度2.45倍に対して今年度2.33倍と若干数字を下げており、全体的に1群の難関・上位校が弱くなっている動きが見られます。
菊里高校も安定はしていますが、微減傾向でしたね。
旭丘にまで影響は波及していないですが、この菊里、名東、昭和の動きは少し注目かなと思います。
上位校全体で、やや志願者が分散している可能性が考えられます。
松蔭高校:定員復活と志願者減少の複合効果
桜台高校、松蔭高校、名古屋西高校、中村高校は、特に例年人気の高い高校です。
ただし今年度は昨年度より穏やかな数字になりました。
特に特徴的だったのは松蔭高校です。
松蔭高校は昨年度入試において定員を減らしましたが、あまりにも人気が集中したため今年度から定員を元に戻しています。
さらに今年度は全体の志願者数も60人ほど減っており、この2つの要因の複合的な影響が大きそうです。
昨年度のゆり戻し
これは昨年度のゆり戻しともとられる動きです。
昨年度、松蔭は定員が減って倍率が高いという状況が起きたため、敬遠する受験生が増えた可能性があります。
普段から倍率の高い松蔭でも、今年度は比較的チャンスの年になりそうな印象となっています。
松蔭を志望している受験生にとっては、非常に良いニュースと言えるでしょう。
名古屋西高校・中村高校:3倍台から2倍台へ
名古屋西高校、中村高校も、数年前まで3倍を超えていました。
その一方、名古屋西は2.49倍、中村も2.75倍と、ある程度の数字の下がり幅が見られます。
また揺り戻して3倍台にいずれ戻っていく可能性もありますが、少なくとも今年度は受験者数が比較的少ないわけなので今年はチャンスの年と見ていいでしょう。
これらの高校を志望している受験生は、この倍率緩和を追い風として自信を持って挑戦してください。
北高校:長年の安定から動き始めた兆し
北高校も名古屋西や中村ほど極端ではないですが、若干下がり傾向になっていますね。
ここ数年2.0倍前後でずっと保ち続けていた北高校の倍率が動き始めたのは、個人的には興味深い部分でした。
これが一時的なものなのか、来年度以降も注目したいポイントです。
倍率が上昇した高校:明和と瑞陵
最後に、倍率が上昇した高校を見ていきます。
ここには明和高校と瑞陵高校が該当します。
今年度は倍率が大きく上がった高校は例年より少なくなりました。
私立に流れているのかなと考えられる可能性はありますね。
明和高校:わずかな上昇も注目
明和高校に関しても上がり幅は0.12ポイントと、安定校に入れるか上がった高校に入れるか比較的迷う部分でした。
ただ今回は上昇校として取り上げました。
先ほどもお伝えしたように、もともと旭丘、明和の倍率は上がりにくい傾向があります。
そういった点から考えると倍率が少し動いた印象です。
瑞陵高校:今年度最大の上昇幅
瑞陵高校は毎年いつも人気校に入っており、今回もかなり強気です。
昨年度倍率2.85倍から今年度3.14倍になっているので、ここまで大幅に上昇した高校は今回取り上げた高校の中では他に見られません。
0.29ポイントの上昇
0.29ポイントの上昇は、決して小さな数字ではありません。瑞陵高校の人気が健在であることを示しています。
ただし繰り返しになりますが、倍率が上がったからといって合格ラインが大きく上がるわけではありません。
増えた志願者の学力層がどの程度なのかによって、実際の競争の厳しさは変わります。
瑞陵を志望している受験生は、この数字だけに怯える必要はありません。
自分の学力を信じて、最後まで全力で準備を進めてください。
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