中学2年の英語で多くの生徒が「急に点が取りにくくなった」と感じる単元が、不定詞・動名詞です。
理由はシンプルで暗記中心の学習(和訳パターンの丸覚え)だと、
用法の判断や語法の使い分けで限界が来るからです。
今回の記事では中2英語「不定詞・動名詞」の勉強法を名東区一社の塾講師が解説します!
まず結論:この単元の得点は「暗記量」より「判断力」で決まる
不定詞・動名詞は、同じ to ~ / ~ ing でも、文の中での働き(=役割)が変わります。
ここを和訳で固定してしまうと、並び替え・空所補充・英作文・長文中の文法判断で崩れやすくなります。
以降は、テストで狙われやすいポイントに沿って、「判断できる形」に落とし込みます。
ポイント1:不定詞の3用法は「品詞の役割」から見分ける
不定詞は文の中で 名詞・形容詞・副詞 のように働きます。
大事なのは「訳し方」ではなく「文の中でどのような役割をしているか」です。
まずは品詞の役割を言えるようにする
まず品詞の知識が曖昧だと用法判定が不安定になります。
英語で4つ核となる品詞は名詞、動詞、形容詞、副詞の4つで、不定詞と動名詞(特に不定詞)に強く関わるのは下の3つです。
名詞:モノ・コトの名前
形容詞:名詞を詳しく説明
副詞:名詞以外(動詞・形容詞・文全体など)を詳しく説明
テストで効く練習(おすすめ)
ワークを解くときに、丸つけして終わりにせず、毎回こう言語化します。
「この to 不定詞は文の中で〇〇という役割をしているので、〇〇詞の役割をしている。
だから〇〇詞的用法」
この根拠をセットで考えることが習慣になると、初見問題でもブレなくなります。
ポイント2:不定詞と動名詞は「ニュアンス」+「動詞の語法」で決まる
不定詞(to ~)と動名詞(~ ing)はどちらも目的語としての役割をできる場面があり、この状態での使い分けがどの程度できるかが定期テストの差がつくところです。
① ニュアンスの違い(最短で掴むなら stop が最強)
資料にある stop の例は、違いが一発で見える代表例です。
He stopped to pick cans up.(これから拾う=未来志向)
He stopped picking cans up.(拾うのをやめた=行為そのもの)
このように、to は「これから(未来)」寄り、doing は「行為そのもの」寄りという感覚があると、英文の意味がズレにくくなります。
② 動詞の語法(ここは反射レベルまで)
定期テストでは、結局ここが得点を決めます。
動名詞のみ:enjoy / stop / finish
不定詞のみ:want / hope / wish / decide
両方OKだが意味が変わる:remember / try など
目標は1秒以内に、無意識で判断できる状態です。
そのためには「表を眺める」ではなく、小テスト形式で反射的に答えられるようにするのが最短です。
やりがちな失点パターン(ここを潰すと点が安定します)
失点パターン1:和訳パターンで固定してしまう
「名詞的用法=〜すること」だけで覚えると、文構造が変わった瞬間に崩れます。
判定基準は訳ではなく、その to 不定詞が文中で名詞・形容詞・副詞のどれと同じような役割として働いているかです。
失点パターン2:to と ing を気分で選ぶ
「なんとなく ing の方が自然」では本番で外します。
この単元は、動詞によって不定詞と動名詞のどちらを取るかがある程度決まっている(どちらを目的語に取るか決まっている)ので、語法を反射的に応えられるようにする必要があります。

