愛知県の私立高校入試は、近年大きく状況が変わりました。
過去の常識をアップデートしないまま受験に臨むと、
私立高校入試で思わぬ失敗をしてしまうこともあります。
そこで今回は愛知県私立高校入試においてここ数年で起こっている変化を解説していきます!
全体像:変化の核心は4つ
- 私立はもはや「滑り止め」とは限らない
- 「内申点重視」へのシフト
- 国際関連コースの増加
- 内部進学は楽だからといった理由で決めると危険
私立高校はもはや「滑り止め」とは限らない
かつては「公立が第一志望、私立は滑り止め」が一般的でした。
しかしこの認識がどんどん変わってきています。
何が変えたのか?
2020年頃から国や県による授業料補助が手厚くなり、私立の経済的負担が軽くなりました。
「設備の整った校舎で学びたい」「公立より早く結果が出て安心」など、家庭の価値観も変化しています。
受験生側に起きた具体的な影響
私立第一志望が増えた結果公立では2000人規模の定員割れが発生するなど、
私立入試で進学先を決めている生徒も増えてきています。
また私立に受験生が集中し、合格ラインが年々厳しくなってきています。
「公立が第一志望だから私立対策は軽く」といった戦略で受けると、
受かると思っていた私立高校に届かない、といった例が起き得ることになります。
どう対策するといいのか
私立高校入試にあたって、私立は「滑り止め」ではなく別の本番として扱うことが大切です。
私立入試においても、過去問演習による問題形式への慣れ、時間配分の計算など、対策を取っておきましょう。
国際関連コースの増加
少子化で生徒数が減る中、私立高校が新たな特徴として国際関連コースを新設する動きがあります。
事例①:中京大中京 国際コース
中京高校は下記のような特徴があります。
- 有名私立大学への合格者を着実に輩出
- 第2期生で海外大学合格者12名
- 卒業までに全生徒が英検2級レベルを取得
- 課題として、目標のCEFR B2(英検準1級相当)取得率は60%台で推移
事例②:愛知高等学校 国際教養コース(2024年度新設)
愛知高校は下記のような特徴があります。
- 仏教校としての特性を活かしたカリキュラム
- 「アジア・日本・世界・私」の4つの関係性を探求
- カンボジア海外研修など独自プログラム
内部進学に関する考え方にも変化が
大学附属の内部進学は魅力的です。
ただ、少子化により大学側が系列高校からの囲い込みで生徒を確保しようと魅力的な言葉で誘っている点も事実としてあります。
内部進学するべきかは系列の大学をよく見学に行った上で、慎重に検討してください。
「なんとなく」ではなく、納得感を持って進学することが重要です。
注意点は2つ
- 情報の非対称性:
説明会では魅力が強調されがちです。
本人に合うかは別問題なので、オープンキャンパスなどもみて決められるといいでしょう。 - 名古屋地区の私立大学の学力構造が変化:
学問のニーズが多様化しており偏差値以外の魅力を打ち出す高校も出ています。
進路選択の幅が広くなっているので、自分でも学校選びの判断軸を持って選ぶことが重要です。
まとめ:私立入試の変化にも対応を!
愛知県の私立高校入試はここまで書いてきた要素などから、従来の常識が変わってきています。
早いうちから情報を集め、私立入試の変化に対応できるようにしておきましょう。

